宗像ウインドアンサンブル

宗像ウインドアンサンブルは、2011年に宗像市に市民吹奏楽団として発足。 宗像市やその近郊に在住の社会人や大学生など、10代から60代までの幅広い年代層の楽団員が在籍し、定期演奏会、吹奏楽祭、地域イベントでの演奏など、地域コミュニティづくりを柱とした演奏活動を行っている。
発足当初より柴田裕二氏（日本経済大学教授・指揮者・トランペット奏者）を常任指揮者に迎え、発足１年後の2012年に初の定期演奏会を開催、「海の道むなかた館オープンイベト」で演奏、 2013年より「宗像ミアーレ音楽祭」に参加、2015年「いせきんぐ宗像オープンイベント」で演奏。2016年より「ミアーレ吹奏楽団 300人の吹奏楽（現 ユリックス吹奏楽団 500人の吹奏楽）」に参加。
毎週１回（水曜日または土曜日のいずれか）宗像ユリックスで合奏を行い、聴衆の皆様に楽しんでいただける演奏を目指し活動している。

常任指揮者　柴田裕二

（© 2021 西日本新聞）

福岡県飯塚市出身。
昭和60年、福岡工業大学附属高等学校（現 福岡工業大学附属城東高等学校）卒業後、武蔵野音楽大学音楽学部器楽科トランペット専攻入学。
平成元年、武蔵野音楽大学卒業後に渡米。平成４年、南ミシシッピー大学大学院修了。
南ミシシッピー大学大学院在学中に、スワニー・サマー・ミュージック・センターオーディション合格。 ＩＴＧ国際トランペット協会奨学金オーディション入賞。 タングルウッド音楽祭エンパイア・ブラス・セミナーオーディション合格。ＭＴＮＡ音楽家協会コンクール金管部門優勝。
これまでに、ティム・モリソン、アラン・Ｅ・カークス、戸部豊、八馬俊也の各氏に師事。
平成５年に帰国し、福岡工業大学附属城東高等学校非常勤講師を勤めるかたわら、九州交響楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ、サイトウキネンオーケストラ等に エキストラとして参加するほか、ソロやアンサンブル等幅広い演奏活動を行っている。
平成17年と18年、小澤征爾氏プロジェクトによる「東京のオペラの森」公演にトランペット奏者として参加。
平成12年、福岡工業大学吹奏楽団の指揮者に就任。平成14年、就任３年目にわずか24人の編成で吹奏楽コンクール全国大会出場を果たし話題となる。 それ以来毎年（休場年を除き14回連続）全国大会出場を果たし、アンサンブルコンテストにおいても全国大会に８回出場させ、名実ともに大学吹奏楽のトップレベルに導いた。
平成21年、第11回瀬戸口藤吉翁記念行進曲コンクールでグランプリを受賞。
平成23年、宗像市に発足した市民吹奏楽団、宗像ウインドアンサンブルの常任指揮者に就任。
平成24年、福岡工業大学吹奏楽団と共にタイ王国に招かれ、「タイ王国シリキット王妃生誕80年記念コンサート」の指揮を、平成25年より毎年「わじろで第九を歌おう！」の指揮を務める。
平成30年、日本経済大学教授（経営学部芸創プロデュース学科長）に就任。新たに設立された吹奏楽部の指揮者となる。
令和元年、創部わずか３ヶ月で福岡県吹奏楽コンクールにおいて、16人という小編成で初出場にして金賞を受賞。令和２年には創部２年でアンサンブルコンテスト全国大会出場。 令和３年には九州吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、令和４年には吹奏楽コンクール全国大会出場を果たす。
また同大会において、通算15回、全国大会に出場を果たした指揮者として「長年出場指揮者」に表彰される。
令和４年から令和７年まで、４年連続全国大会出場に導き、指揮者として通算18回の出場を果たしている。また、令和７年の全国大会では金賞を受賞。
令和６年、公益社団法人日本吹奏楽指導者協会より、日本の吹奏楽界の発展に貢献した功績を讃えられ「特別表彰状」を授与される。

　　　　
• 日本経済大学教授（経営学部芸創プロデュース学科長）
• 日本経済大学吹奏楽部常任指揮者
• 公益社団法人日本吹奏楽指導者協会福岡県部会会長
• 日本管打・吹奏楽学会会員
• 21世紀の吹奏楽「響宴」会員
• 公益社団法人日本演奏連盟会員
• 九州管楽合奏団トランペット奏者
• 元福岡工業大学吹奏楽団常任指揮者
• 元平成音楽大学講師

ＣＤ 　　　　
• エクセレント・クラシックス　管弦楽作品集 ／ CAFUAレコード
• チャイコフスキー　交響曲第４番 ／ CAFUAレコード
• 福岡工業大学吹奏楽団 ／ ブレーン株式会社
• 芳賀 傑「彩をえがく鳥」／ CAFUAレコード

楽団員数（2025年11月 編成）